サンデル教授もビックリの中古車価格
ちょっと前に流行りましたね、
「これからの正義の話をしよう」 by サンデル。
この本の第何章かに(笑。忘れました)、
ハリケーンカトリ―ナで被災された場所で起きた、
リフォームや日曜大工の工具の法外な価格設定の是非について論じていました。
ありきたりな感情論は割愛しますが、
記憶に新しいのは(ここではかなり補足しております、、)
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「(被災地で)特定の財・サービスの枯渇した状態」
⇒「“法外な価格”が市場で設定(=言い値)」
⇒「遠方からの財・サービスの提供の参入を促進」
⇒「(高くても)まずは、買える人から買っていく」
⇒「高くて買えない人だけの市場になる」
⇒「価格の低下が起きて(安くないと買えない)人々に浸透」
と、要は“市場原理主義”を正当化する意見を思い出したわけです。
(ちなみに著者はテーマを提示しただけで、著者の主張というわけではありません)
“市場原理主義”は、狂信的に市場原理をどこまでも押し通そうとするもので、
「市場原理」とは似て非なるものだという認識を、私は抱いています。
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なにかというと、被災地では、中古車の価格が暴騰しているわけです。
ディーラーさんの嘆きによれば、平成4年の数十万km走行のポンコツが
なんと70万円以上するといいます。相場の倍以上です。
陸前高田の被災した友人が、
「中古車ディーラーが足元を見やがって、みんな困っている」
というので、よくして頂いているディーラーさんに頼んで、当地から
在庫のパンフを送ったりしています(郵便or携帯=唯一の通信手段)。
被災地とくに沿岸部では、車はただ動きさえすればいい。
それすら叶わない現実があります。
株式市場にはルールがあって、
情報は瞬時に渡り(情報アクセスの有利不利はあるけど)、
違反者には厳罰が待っているわけです。
この21世紀の日本で、まるで敗戦後の闇市がまかり通っている。
対策はカンタンな話で、証券市場のように、
国や地方自治体が規制すればいいだけの話。
連日のニュースは耳を疑うような話ばかりで、
脳細胞がマヒしそうです。
「サンデル、流行ってる?」
とてもじゃないが笑えない、現実の話です。
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